冬の朝猫がもどす 背中の向こうに白い湯気
生きてる
ふたつのせなか机に向かう
交わらない平行線
気配のあたたかさ
ここにも星屑
ちがう星の集まり
満天の夜空をつくる
空気が締まってくるとなにかが澄んでいくような気がする