ちいさきもの、その祈りvol.2 詩と物語でつなぐはるかな湖
2019年秋に京都南山城村のarabonでひらかれた ちいさきもの、その祈り
4年を経てふたたびの開催です。
三重公演
2023年 6月14日(水) open10:00/start 10:30 (公演は約一時間半)
所:そば、けいた(三重県名張市青蓮寺1258-9)
料金: 大人3500円(お蕎麦付き)
お問い合わせ・お申込み ecoute96@gmail.com
件名「6月14日参加希望」として、お名前/人数/連絡先を明記の上、メールまたはSNSのDMにお送りください。
北海道公演
2023年 6月24日(土) open 18:00/start18:30 (公演は約一時間半)
所:toita (北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町85-2)
料金: 大人2500円
お問合せ・お申込み toita.toya@gmail.com
件名「6月24日参加希望」として、お名前/人数/連絡先を明記の上、メールを送りください。
出演・演目
南ゆうこ 空と樹と/長田弘 ほか
稲尾教彦 小さい針の音/小川未明
北原薫子 ライアー演奏(北海道公演のみ)
出演者と、演目について
南ゆうこ 朗読家
20代にアジア、ヨーロッパ、中東、南米などを一人で旅した経験が活動のベースとなっている。言語造形を諏訪耕志氏に学ぶ。「〝声を通して人と人が重なり合う部分に触れる〟そのことを深く掘り下げながらも、よりひらかれた形で、朗読とお話を通し、豊かな音を共有する喜びを伝えていきたい。」リードオルガンの音色に出会い、オルガンを用いた朗読会も企画、開催している。 https://yuko-minami.com/
稲尾教彦 詩人・語り研究家
日本大学芸術学部演劇学科卒。言語造形を諏訪耕志氏に学ぶ。22歳から詩作を始め、製菓、農的暮らしを大切にしながら、ことばを綴ること、物語ることに丁寧に取り組む。「物語ることの奥に、温かみ、やすらぎがある。そう感ずるところに突き動かされ、ゆっくりと息をするように、今日も語っていこう。」北海道シュタイナー学園、言語造形講師。主な詩集「涙の歌」「ひかりのなかのこども」。
北原薫子 (ライアー演奏/北海道公演のみ)
北海道のシュタイナーコミュニティ・ひびきの村 代表理事。 シュタイナー幼稚園【マルベリーの森のおうち】クラス担任。保育士。 「人間の誕生と成長を喜び合うコミュニティをつくる」が人生の目的。 オンラインで、夫婦による子育て応援動画【エール】を配信中。
「空と樹と」について
「樹を見ることは樹を見上げることだった」 空の下で樹を見上げるとき、人は立ちどまり耳を澄ます。詩人 長田弘さんの樹にまつわる言葉に、画家日高理恵子さんによる樹と光だけが描かれた絵が寄り添う静けさを集めたような詩画集。
「小さい針の音」あらすじ
田舎の青年教師が小学校を辞めた。そのとき記念にと、生徒たちから旧型の懐中時計をもらう。青年教師は都会で苦学の後、大きな会社に入社し、次々と出世をしてゆく。彼は生徒たちにもらった懐中時計を古道具屋に売り払い、出世のたびに、新型の高級な時計に変えていった。しかし、高級な時計も一日に3分のずれを生み、それが彼の悩みの種だった。あるとき、「私の時計は正確です」という部下がおり、見てみると、昔、生徒にもらい、売り払った懐中時計だった・・・。